トイレリフォームの料金にも影響する便座の種類

トイレリフォームの料金にも影響する便座の種類

トイレリフォームの料金は様々な要因によって変動しますが、便座の種類も料金に影響を与える要素のひとつです。
トイレの便座には大きく普通・暖房・温水洗浄の3種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
普通は最もシンプルなタイプで、特別な機能は付与されていませんが、その分価格や維持費が安いというメリットがあります。
しかし、冬場に冷たいというデメリットがあるので注意が必要です。
価格は4,000~10,000円ほどが相場です。
暖房は文字通り暖房機能を有したタイプで、冬場でも温かいというメリットがあります。
一方で、暖房機能を使うには電源が必要で、電気代もかかります。
価格相場は7,000~25,000円ほどです。
温水洗浄はお尻をお湯で洗浄する機能が付いたタイプで、温水洗浄以外にも暖房機能や自動お掃除機能などの機能を有している製品も少なくありません。
電源が必要で、電気代がかかるとともに、定期的なメンテナンスが必要になるというデメリットがあります。
価格は13,000~100,000円ほどと最も高価なタイプになっています。

トイレのリフォームで排水方式を変えることも可能

トイレの排水方式には壁排水と床排水があり、最近のトイレユニットはどちらの方式にもリフォームできるようになっています。
どちらにもメリットがあり、床排水はマンションなどの集合住宅によく使われていて、便器内にたくさんの水をためる方式なので、流水が少なく済むので、水道料金を節約したいリフォームに向いています。
便器を設置する費用と水がどのくらいの量の水が流れるかを調べて比較することで節約効果がわかります。
床排水は配管が便器の下部と壁にあるので、便器周りがすっきりするので、美観を良くする時に向いている方式です。
どちらの方式にも適用できるものにはタンクレスに変える方法があり、便器の後ろに水を貯めるタンクが付いているものは、トイレがスッキリと見えないばかりではなく、タンクの隅にほこりなどかたまって掃除がしにくいデメリットがあります。
タンクがないとスッキリし、掃除も簡単なので、いつもきれいなトイレを保つこともできます。

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トイレリフォームの基礎知識

このサイトでは、トイレをリフォームする時に役立つ基礎知識について幅広く紹介しています。日頃の問題点を解決して快適に使用できるようにするためには、どのような種類の便器を選んだらよいのか、どんな便座を選んだらよいのか、料金はどれぐらいかかるかといった情報を事前に知っておくことが大切です。正しい知識を身に付けておくことで、実際に工事をしてしまってから後悔することがないように、しっかりと最適なプランを立てられるように準備しましょう。

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